QBB六甲山石釜倶楽部

QBB六甲山石釜倶楽部とは?


弊社の石窯施工技術の提供により、六甲バター株式会社、神戸市および財団法人神戸みのりの公社と協業で運営される神戸市立六甲山牧場内の『神戸チーズ館』にシンボル的な位置付けの石釜が完成いたしました。

この石釜を通じて地域社会や市民の皆さま、自治体、企業など多様な主体が一緒になり、『健康で、明るく、楽しい食文化の創造』つなげて行く為に石釜プロジェクトが立ち上がりました。

●この石釜を通じて、物づくりの楽しさや石釜で焼いた食材・石釜で作る料理への興味を喚起しながら、
  食への興味を高め、食の大切さを伝えていきます。
●六甲山の自然と触れ合うことのできる石釜空間を、食育だけでなく
  様々な体験・環境学習の『学びの場』として活用していきます。
●全国の石釜ファンや石釜を活用している団体ともつながり、
  石釜を通じて『健康で、明るく、楽しい食文化』の創造・拡散に努めていきます。
●神戸で生まれた企業として、六甲山牧場を中心とした六甲山エリアの活性化にも
  石釜の活用で貢献していきます。

●石釜に興味があるかた
●石釜料理を食べてみたいかた
●自分たちの石釜を紹介したいかたetc

「QBB石釜プロジェクト」では、いろいろな活動を予定しています。


第一回ワークショップ 10月10日(月・祝) 9:30〜16:30

さわやかな秋晴れの中、神戸市立六甲山牧場で「第一回QBB石釜プロジェクトワークショップ」が開催されました。
甲南大学が参加者を募り、多数の応募の中から選ばれた小学生とそのご家族39名をはじめ、
甲南大学の学生・職員の方々が参加され、メインイベントの石釜製作を楽しみました。
大自然の中でモノづくりの喜びを満喫した"アッ!という間の1日"をお伝えします。


■石釜の型枠製作
弊社の職人によって、石釜の型枠の製作が始まりました。石釜製作は何度と無く経験しているのでスムーズに型枠が出来上がっていきます。 このドームの形が完成後に、石釜の熱効率を大きく左右するので慎重に、しかし手早く組み上げていきます。


■レンガにメッセージを書こう
型枠が完成するまでに、弊社の発案で子供たちや参加者の皆さんの思いをレンガに託してメッセージを書くことになりました。 どんなメッセージを書いているんでしょうか・・・
『石釜作りがんばるぞ!』 石窯づくりへの熱意が伝わってきます!
『おいしいピザを食べたい!!』 石釜が完成したら一緒においしいピザを食べましょうね!


■石釜本体にレンガを積もう
次は、参加者のみなさんがメッセージを書き込んだレンガを、ドーム部分に積み上げる作業です。
石釜づくり担当の弊社スタッフ(堀・福永)指導のもと、
(1)コテでモルタルを塗り
(2)モルタルの上にレンガを載せ
(3)木片をレンガの下に差し込む
という作業を各自順番に行っていきます。
重さ2kgのレンガや使い慣れていないコテに悪戦苦闘!
中でも、モルタルの扱いが難しかったようで、「コテからモルタルがなかなか離れず苦労しました」という声や
「顔にモルタルが付いちゃった!固まったらどうしよう…」と心配そうに顔を拭いている小学生の姿が見られました。

メッセージ入りレンガでドーム部分を1周覆います。
2段目突入!
1段目のレンガとレンガの間に2段目のレンガを置いていくのですが、なかなか難しい…。
2段目以降にもなると、台に上って作業をする小学生も。
この作業をドームが見えなくなる天井まで続けていきます。


第二回ワークショップ 10月16日(日) 9:30〜16:30

秋の気配が深まる神戸市立六甲山牧場で「第二回ワークショップ」が開催されました。
参加者は前回と同じく、甲南大学が参加者を募った、多数の応募の中から選ばれた小学生とそのご家族39名、それから、甲南大学の学生・職員の方々です。
今回は、石窯の仕上げ作業をサプライズ付きで楽しんだ、“とっても大充実な1日”をお伝えします。



■石釜に火入れをしよう

前回の作業でレンガ積みを行った本体ドーム部分ですが、もともとドームは木枠で作製されていたため、その木枠を燃やす作業を行います。 石釜の扉から木材と新聞紙を入れ、火をつけると、煙がモクモク。
数分後、レンガとレンガの隙間からも、煙がモクモク。 扉付近の木枠が焼け落ちたら、火種をドームの中へ押し込み、木枠全体を焼いていきます。



■赤土を塗ろう

いよいよ、石釜作り最後の作業です。 練った赤土でおだんごを作り、本体ドーム部分に塗り付けていきます。
赤土はドームの断熱材の役目をするとっても重要なもの。 レンガとレンガのすき間を埋めるように、まんべんなく塗り付けていきましょう。




■焼き芋を食べよう

いよいよお待ちかねのおやつの時間です! 扉の中からは、甘くて香ばしい香りが漂ってきます。
見ているだけでも美味しそう…
「お家で食べる焼き芋よりおいしい!」
「さっき作ったバターを塗って食べたかったなぁ」
「すっごくホクホクしてる!」
少しひんやりとした風が吹く夕方の牧場で食べる焼き芋のあたたかいおいしさに、心もお腹も満たされたことでしょう。




石釜完成記念イベント 11月13日(日) 13:00〜16:00

本日の主役はもちろん“みんなで力を合わせてつくった石釜”です!
式典後にピザの試食が予定されているため、窯の中に火を入れ、温度を上げていきます。
いよいよ、石釜のお披露目「完成記念式典」の始まりです。


■石釜完成記念式典

たくさんの方々にお集まりいただき、司会者の進行のもと、開式。 マスコミの方々にも多数お集まりいただきました。

六甲バター株式会社
常務取締役
営業本部長
稲田均さま
神戸市 産業振興局
次長 植田茂夫さま
財団法人
神戸みのりの公社
理事長 箸尾哲司さま
学校法人 甲南学園
甲南大学 広報部長
薬袋(みない)真人さま

皆様のご挨拶に続いて石釜の完成を祝して、テープカットを行いました。
テープカットには、先程、ご挨拶・ご祝辞を述べられた方々に加え、ワークショップ参加者を代表し、2名のお子さまにご参加いただきました。


■ピザの試食


お待たせしました!ピザが焼き上がりました。 上手に焼けたかな? 石窯で焼いた“ピザ第1号”
ピザカッターで切り分け、お皿に盛りつけます。 お待ちかねの試食タイム! 石釜で焼いたピザのお味はいかがですか?



■石釜フラッグ

いよいよ最後の共同作業です。 石釜づくりにご参加されたみなさんに、石釜への想いやピザの感想など、思い思いのメッセージをフラッグに書いていただきました。
レンガにメッセージを書いた、第一回ワークショップがなつかしく思い出されますね。
『これからもこの石釜でおいしい料理を作ってほしいです』
『石釜が六甲山牧場のシンボルになりますように』
『子どもの頃、家族で訪れた思い出の六甲山牧場。今回は自分の子どもを連れてのプロジェクト参加となりました。楽しい思い出をありがとう!』 参加者全員のメッセージがたっぷり詰まったフラッグが完成!

「六甲山Q・B・Bチーズ館」横に設置されたこの石釜は、モノづくりの楽しさや食の大切さ、そして家族の絆を深める場として、2012年春より活用を開始する予定です



終わりに

 弊社のリソースを活用し、「石窯の製作」を通じて多くの人々が交流し、またその成果物である「石釜」を通して、食育だけでなく様々な体験・環境学習の「学びの場」を官民一体となって実現できたことは、社会貢献を常に意識している私にとって大変有意義なことでした。
  人の手を経ないと「冷たい石」のままですが、人の手が加わり、心が通じていくことで「石は温かくなる」と言うことは、常日頃から弊社スタッフにも伝えていることですが、まさにこのプロジェクトでは、それが具現化したと実感しています。
 今後も継続的に「アイエスアイサービスは世の中に何が出来るのか?」を考えながら様々な分野で活動していきたいと考えています。(ISI 前原)




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